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笹原右京レースレポート – 全日本F3選手権 第13戦・第14戦・第9戦

もう9月に入り、2018年全日本F3選手権も残すところあと3大会となりました。
雨の岡山大会は笹原右京にとって大きなチャンスとなり、第13戦・第14戦の予選をともに2位で終えました。
第13戦は強い雨で非常に難しい路面状況となり、多くのアクシデントが発生。
笹原右京もその1人となり、コースアウトによりポジションを4位にまで落としました。
雨が弱くなり路面状況が改善すると笹原右京のペースは上がらず、最後まで4位のポジションを守ることで精一杯の状況でした。
第14戦では更に雨が強くなり、セーフティーカー主導のレーススタートとなりました。
そのような難しい状況下、笹原右京はマシンをなんとかコントロールして最後まで2位を守りました。
第9戦(前回の岡山大会で中止)は雨によるスケジュールの遅延もあり残念ながら再び中止となりましたが、笹原右京は今回の岡山大会で大きくポイントを伸ばすことができました。
現在はシリーズランキング4位で、3位の選手には僅か3ポイント差の状況です。

笹原右京のレポートをお届けします。


全日本F3選手権 岡山国際サーキット 2018年9月8-9日
第13戦 予選2位 決勝4位
第14戦 予選2位 決勝2位
第9戦 中止

これまでの大会でペースに苦しんでいたので、正直なところ今回雨のレースを望んでいたのですが、岡山の天気はクレイジーでした!
フルウェットの状況ではチームとして自信があり、第13戦・第14ともに予選2位を得ることができました。
第13戦はスタートに集中し、特に悪いスタートではなかったのですが、すぐにトップの選手のペースの方がはるかに速いことがわかりました。
2回ほどオーバーランもあり4位まで順位を落としてしまいましたが、他のドライバーのペースを考えると4位にとどまれたことが幸運と感じました。
日曜日はさらに雨が強くなり、セーフティーカースタートとなりました。
あれほどの強い雨の中、できることはそれほど多くありませんでしたが、なんとか生き残って2位でレースを終えました。
4位と2位という週末は決して悪くはないのですが、少し複雑な気持ちの残る岡山となりました。
少なくともシリーズランキングでは大きくポイントを獲得して、少しばかり前進できたことはポジティブに受け止めたいと思います。
もう残すところ2大会のみとなり、これからは1ポイントでも獲得できるように戦っていくしかありません。
スリーボンドレーシングには今回も支えていただき感謝しています。またあいにくの天候にもかかわらず岡山まで来ていただいたファンの皆さま、ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。

笹原 右京