EXGEL Motor Sport

EXGEL WORLD CHALLENGE 2018 レポート: Qualifying Heat 2日目

2018年9月22日

本日はクリシャンスタードカートコースで朝のウォームアップの後、3回のqualifying heatが行われました。
天候は本日も極端に不安定で、時折青空が見えたと思えばすぐに大雨や強風に襲われる状況の繰り返しでした。
佐藤蓮は今朝のウォームアップでトップタイムを叩き出し、ドライ路面では強い自信を持っていました。
本日最初のqualifying heatはドライレースだったので、トップを狙うことも可能と期待される流れでした。
しかしながら3番手スタートから激しい競り合いの中で順位を落とし、8位まで落とした順位のまま回復できずレースを終え、不満の残る結果となりました。
ただペースとしてはよかったので、続くセッションには前向きに臨むことができました。
2回目のqualifying heatは直前に天候が急変し、豪雨の中スタートが切られました。
佐藤蓮は3位スタートからアグレッシブに攻め、素晴らしいオーバーテイクも見せながら2位まで順位を上げました。
レースペースは良く、最後まで走り切って今週末最高の2位を手に入れました。
不安定な天候はさらに続き、本日最終のセッションはハーフウェットの路面にスリックタイヤで出ていく展開となりました。
佐藤蓮は2列目スタートから接触を避けるため1コーナーで順位を落とし、その後は一つ前のヒートとは対照的にペースに苦しみ、順位を守ることもままならない状態でした。
Qualifying heatをこれまで7位、8位、2位と11位で終え、決してドライバーのイメージ通りにはなっていないですが、これが佐藤蓮にとって初めての海外戦であることを考えると、彼の頑張りは称賛に値します。
本日土曜日のセッションの後、日曜のqualifyingとfinalに備えチームとドライバーはハードワークを続けました。

佐藤蓮コメント:
今日は朝のウォームアップでトップタイムを出せたのですが、引き続き難しい日となりました。
最初のヒートの前は、自分自身楽観的過ぎたかもしれません。実際には厳しい展開で8位を確保するのが精一杯でした。
その次のヒートは豪雨の中でしたが、切り替えてプッシュし続け、バトルにも競り勝って2位を確保することができました。この展開こそ、自分がやるべきことだったのだと感じました。
3つ目のヒートはハーフウェットの難しいコンディションでしたが、そのようなトリッキーな状況では自信があったのでベストな結果を期待して臨みました。
しかしながら思った通りの展開にはならず、オープニングラップでの混乱を避けるために順位を落として以降は全く挽回できませんでした。
これまでのところ思っていたよりも難しい状況が続いていますが、自分としては全く自信を失っていませんし日曜のレースに勝つために全てやりきるつもりです。
良い形でこの週をまとめられるよう、しっかり取り組みます。