2018年全日本F3選手権の最終大会である第18戦・第19戦が、富士スピードウェイで開催されました。
スリーボンドレーシングの笹原右京は第18戦を不運なアクシデントで終えることとなりましたが、続く第19戦では雨の中善戦し2位表彰台を獲得しました。
これで今シーズンの笹原右京の表彰台獲得は19戦中9回目となり、シリーズランキングも3位を堅守し全日程を終えることができました。
与えられた環境下で常にベストを尽くし、様々な経験を通じて大きく成長を遂げたシーズンになったと思います。
皆さまの笹原右京へのサポートを心より感謝いたします。
それでは、笹原右京のレポートをお届けします。
2018年全日本F3選手権を、ここ富士で戦い終えました。
まずは、今シーズンこのような素晴らしいチャンスを与えていただいたスリーボンド様、僕のレース活動を支援いただいているホンダ様、スポンサー各社の皆さま、いつも熱い応援をくださるファンの皆さま、そして家族に心からの感謝の気持ちを贈りたいと思います。
本当にありがとうございました。
今週は走り始めから好調で、前回の富士大会や前戦SUGOの良い流れをキープできていました。
予選も第18戦が4位、第19戦が3位とまずまずの位置につけ、決勝に向けとても高いモチベーションで臨むことができました。
土曜日の第18戦はスタートで若干出遅れましたが、充分挽回のできる位置をキープしていました。
しかし前方の混乱に巻き込まれる形でクラッシュしてしまい、今シーズン2回目のリタイヤとなってしまいました。
日曜日はウェットコンディションで、今シーズンまだ果たせていない優勝を、なんとか成し遂げたいという強い決心で臨みました。
序盤はペースが良く、トップの選手に並びかける場面も作れましたが、中盤以降は徐々に差をつけられる展開になってしまいました。
結果としては優勝できず2位に終わりましたが、自分の力を出し切って、純粋にレースを楽しむことができました。
今シーズンは序盤難しいレースもありましたが、中盤から後半にかけてチーム全体のパフォーマンスが向上し、自分自身信じてやってきたことが正しかったと思うことができました。
これで今年の全日本F3選手権は全日程を終えましたが、すぐに気持ちを切り替えて、次の目標に向かってしっかり取り組んでいこうと思います。
またサーキットで皆さまにお会いできる日を楽しみにしています!
笹原 右京