2018年11月11日 DNC(ダンロップネクストカップ) EXGELシリーズの最終戦がフェスティカサーキット瑞浪で開催されました。
練習走行でトップタイムを叩き出したのは全日本カート選手権の経験者、三澤拓真。
シリーズランキングトップで最終戦を迎えた野村勇斗は5位に終わり、波乱も予感させる展開となりました。
タイムトライアルでトップを奪ったのは今大会スポット参戦の酒井仁。
静岡出身のこの若干12歳が、最終戦を大いに盛り上げます。
タイムトライアル2位には島影柊磨、タイトルのかかる野村勇斗と清水跳馬はそれぞれ3位と4位につけました。
予選ヒートは序盤から激しく順位を入れ替えながら、酒井仁、野村勇斗、清水跳馬がトップ争いを展開。
激しいバトルの末、予選トップチェッカーを受けたのは酒井仁。
2位に清水跳馬、3位に三澤拓真が続き、注目の野村勇斗はファイナルラップのアクシデントにより5位に沈みました。
そしていよいよ迎えた決勝ヒート。
序盤は清水跳馬がトップに立つものの、すぐに野村勇斗がポジションを奪いレースをリード。
そこに一旦出遅れた酒井仁が追いつくと、再び激しいトップ争いを展開。
最終ラップまで目の離せない激戦を制したのは、ラスト2周ここぞという場面で強さを見せた野村勇斗。
僅差の2位に酒井仁、3位には混戦から浮上した三澤拓真が入賞しました。
これにより2018年のシリーズタイトルは史上最年少12歳の野村勇斗が獲得。
ダンロップのスカラップは野村勇斗と清水跳馬に贈られました。
最優秀ドライバーに贈られるMC-FORTUNEアワードは、スポット参戦ながら今大会の台風の目となった酒井仁が獲得しました。
今シーズンのDNC EXGELシリーズへのご声援、ありがとうございました。
同日にキッズ向けカートイベント“J4”も開催されました。EXGELカラーのレンタルカートで元気良くキッズたちがレースを楽しみました。