2019年5月12日 DNC(ダンロップネクストカップ) EXGEL もてぎシリーズがツインリンクもてぎで開催されました。
タイムトライアルでトップタイムを叩き出したのは、2019年全日本カート選手権FS-125クラスの開幕戦を制した小林利徠斗。
山形出身の弱冠13歳は予選ヒートもトップフィニッシュし、決勝のポールポジションを獲得しました。
タイムトライアル2位は当ラウンド唯一の女性ドライバーである斎藤愛未。
前年のDNC EXGELシリーズのチャンピオンで今年度EXGEL Mororsportのサポートを受ける野村勇斗はタイムトライアルを3位で終え、予選ヒートは2位に浮上し決勝に万全を期しました。
2017年のDNC EXGELシリーズチャンピオンで今シーズンは全日本カート選手権OKクラス2年目となる皆木駿輔はタイムトライアル5位とやや出遅れたものの、予選ヒートでは3位まで浮上し優勝を狙える位置につけました。
決勝のスタートは小林利徠斗が無難に決めたものの、序盤に皆木駿輔にオーバーテイクされると次々に後方に飲み込まれる苦しい展開に。
代わって2位に浮上してきたのは野村勇斗。
数周にわたって皆木と野村のトップ争いが続いたものの、野村がトップに立つと徐々にリードを広げマージンを確保。
次に皆木に襲いかかったのはタイムトライアル8位、予選5位と徐々に上げてきた洞地遼大。
洞地は急速に皆木との差を詰めると一気にオーバーテイクを仕掛け2位に浮上しました。
優勝はリードを最後まで保った野村勇斗、2位にDNC初表彰台となる洞地遼大、後半ペースに苦しんだ皆木駿輔が3位表彰台を獲得しました。
最優秀ドライバーに贈られるMC-FORTUNEアワードは、見事な追い上げを見せた洞地遼大に贈られました。
次の神戸ラウンドにも是非ご注目ください。