茂原ツインサーキット東コースで、全日本カート選手権OK第3戦・第4戦、FS-125東地域第3戦が開催されました。
雨も予想された週末でしたが、予選・決勝ともにドライコンディションで全セッションが進行しました。
FS-125では、前戦本庄大会で初優勝したEXGELワールドチャレンジプログラムドライバー 洞地遼大がタイムトライアル、予選と徐々に順位を上げ決勝に臨みました。
洞地は決勝でペースも良く、表彰台を狙える位置を走行していましたが、残念ながらマシントラブルでリタイアに終わりました。
OKに参戦するネクストカップ2年連続チャンピオンドライバーの野村勇斗は、ダンロップタイヤのドライバーの中では光る速さを見せたものの、第4戦の9位がベストリザルトとなりました。
同じくネクトカップチャンピオンドライバーの皆木駿輔も終始ペースに苦しみ、中段グループから抜け出すことができませんでした。
望んだリザルトにはならなかったものの、EXGEL Motorsportがサポートする3名のドライバーのポテンシャルは十分にアピールできた大会でした。
全日本カート選手権 FS-125部門 東地域
#27 洞地遼大
第3戦 タイムトライアル 12位
予選8位 決勝DNF
「前回の反省を生かして今回トップチェッカーを受けようと思いました。
しかし練習からあまり調子が上がらず、良いセッションも中にはありましたが、全体的にペースが上がりませんでした。
タイムトライアルではやや位置取りが悪く、単独でアタックしました。
その結果12番手タイムに終わりました。
予選ヒートもそれほどペースは改善せず9位でフィニッシュ、その後前車のペナルティで8位に繰り上がりました。
決勝は絶対前に出るしかないと思ってスタートをし、ペースも予選よりはるかに良くなりすぐにトップ争いに絡めました。
しかしトップが逃げてしまう展開となり、2位を目指して追い上げている最中にチェーンが外れてしまいリタイアに終わりました。
とても悔しい結果ですが、気持ちを切り替えて次の菅生大会では勝てるように頑張ります。」
全日本カート選手権 OK部門
#15 野村勇斗
タイムトライアル 11位
第3戦 予選25位 決勝13位
第4戦 予選14位 決勝9位
「第3戦目の予選ではまた接触により順位を落としてしまいました。 調子が良かっただけにあの接触がなければ上位でフィニッシュができたと思うと凄く悔しいです。しかし気持ちを切り替えて残りのレースを走ることができました。
第4戦目は目標のひとつの DUNLOP勢の最上位にもなれました。 最低限の目標は達成できたのは良かったです。
ダンロップ様、EXGEL様をはじめスポンサーの各社様、チームとメカニック、応援してくれる皆様そして家族、ありがとうございました。
次回は菅生でシーズン後半戦に入るので、次こそ表彰台を狙っていきます。
これからも応援よろしくお願いします。」
全日本カート選手権 OK部門
#4 皆木駿輔
タイムトライアル 23位
第1戦 予選12位 決勝16位
第2戦 予選DNF位 決勝14位
「去年の結果、テストの感触から自信と期待をもって臨んだだけに、悔しい結果となってしまいました。
木曜、金曜の走行ではBRIDGESTONEタイヤ、YOKOHAMAタイヤ勢と近い位置で走れていましたが、土曜日のタイムトライアルでの路面変化で調子が崩れてしまい、そこから流れに乗ることが出来ませんでした。
精神的にも悪い流れを断ち切る力はまだ自分の課題として残っています。
ドライバーとして速く走るためにも、そこに自分の100%の力を発揮できる状態をコントロールできるように、次戦の菅生大会までに身の回りのことから1つ1つ試していきたいと思います。
しかしタイヤは、開幕戦の御殿場から確実に前進したと実感できる今大会でした。意見を聞き入れ、開発してくださったDUNLOPタイヤの皆様に感謝します。今回の結果からより方向性がはっきりわかったので、シーズン後半に向けて開発していきたいと思います。
また、過密スケジュールの中完璧な準備をしてくださった慶大さんやチームの皆様に感謝いたします。」