EXGEL Motor Sport

EXGEL MAX CHAMP 2026 Round 1-2 in Suzuka

2026年シーズンが開幕!鈴鹿に3クラス116台が集結

2026年2月28日、MAXチャンプシリーズの熱狂が再び鈴鹿サーキット南コースに戻ってきた。

注目のエントリーリストにはミニMAX25名、ジュニアMAXに44名、シニアMAXには47名のドライバーが名を連ねた。MAXチャンプシリーズの3カテゴリー合計で116名、国籍は7カ国と、シリーズとして目覚ましい発展を遂げた昨シーズンから、さらに10%の成長を見せた。

またRotax MAX Challenge (RMC)鈴鹿シリーズ全体としては212名ものエントリーを集め、国内最大規模のカートレースとして不動の位置付けとなりつつある。

レースウィークは土日に各1レースの2レース制で行われ、エントリーの多いジュニアとシニアは予選ヒートを3グループ総当たり形式としている。国内最多レベルのエントリー数に加え、コンペティティブなレースフォーマットが当シリーズの最大の特徴となっている。 鈴鹿サーキット南コースには本年もアンバサダーを務める笹原右京に加え、ドライビングコーチの野村勇斗も姿を見せた。野村は練習走行日に現役ドライバーたちとともにシニアMAXで走行し、トップレベルのスピードと技術を披露。現役ドライバーたちには大いに刺激となった。

アンバサダー 笹原右京
アンバサダー 笹原右京

 

ドライビングコーチ 野村勇斗

EXGEL MAX CHAMP ミニMAX Round 1

25台が出走したQualifying Practice (QP)でトップタイムを記録したのは、韓国から参戦のユン・イサック。2番手には中国人ドライバーのケイシー・ワンが続き、海外勢がトップ2を形成した。QP上位勢のタイムは僅差で、なんとトップ8までがトラックレコードを更新。当該カテゴリーのレベルアップを証明することとなった。

ユン・イサック
ケイシー・ワン

予選はヒート1をユン・イサックが、ヒート2は加納康裕が制し、この韓国と日本のドライバーが決勝のフロントローに並んだ。

加納康裕

決勝は序盤からユンと加納のトップ2が後続を引き離し、早くも一騎討ちの展開に。ラスト2周でそのバトルは熾烈を極め、メインストレートで2台もつれるようにファイナルラップに突入。鼻の差でトップチェッカーを受けたのはユンだったが、レース後ペナルティが課せられ優勝は加納が繰り上がることとなった。ペナルティを受けたユンが2位、3位には決勝4番手スタートの大西智也が入った。

決勝スターティンググリッド
大西智也
ミニMAX ラウンド 1 表彰式

EXGEL MAX CHAMP ジュニアMAX Round 1

ジュニアMAX 44台のQPでトップタイムをマークしたのは、昨シーズン同カテゴリーでシリーズランキング6位の今村昂星。2番手に北中一季、3番手には新橋武とジュニア2年目のドライバーが続き、昨年もてぎと瑞浪のジュニアMAXを制した柴崎尊は7番手とやや出遅れた。

3グループ総当たりの予選ヒートをトップで通過したのは今村、2位に中国のリュウ・ボウエン、3位には柴崎が順当にポジションを上げ、決勝に臨んだ。

今村昂星
リュウ・ボウエン
柴崎尊

決勝はポールスタートの今村がホールショットを決めるも、2周目には早くも柴崎が仕掛けトップを奪う。しかしペースに勝る今村が落ち着いてトップを奪い返すと徐々にリードを拡大していく。今村はそのまま盤石のレース運びでトップチェッカーを受け、2位に柴崎、3位には12番手スタートのロイド海翔が入り、表彰台を獲得した。

決勝スターティンググリッド
ジュニアMAX ラウンド 1 表彰式

EXGEL MAX CHAMP シニアMAX Round 1

47台が出走したシニアのQP。総合トップはレース当日にコース入りした、プロドライバーの平良響。2番手にはディフェンディングチャンピオンの澤田龍征が続いた。

平良響
澤田龍征

平良は予選2ヒートも圧倒的なペースで制しトップ通過。澤田もミスなくまとめ2位で通過し、QPトップの2名がそのまま決勝のフロントローに並んだ。

決勝のスタートで平良はホールショットを決めると、そのまま他を寄せ付けることなく独走で優勝。2番手スタートの澤田はスタートで一旦順位を落としたが、序盤に順位を戻し2位でチェッカーを受けた。3位には7番手スタートから順位を上げた、シニアカテゴリーではルーキーの楠本心真が入り表彰台の一角を占めてみせた。

決勝スターティンググリッド
楠本心真
シニアMAX ラウンド 1 表彰式

EXGEL MAX CHAMP ミニMAX Round 2

熱戦のラウンド1から一夜明け、迎えたラウンド2。24台が出走したミニMAXのQualifying Practice (QP)でトップに立ったのは、マイクロMAXからステップアップしてきた松岡怜。2番手にはシリーズ初参戦の横井愛到が続き、フレッシュな顔ぶれが上位を占めた。

松岡怜
横井愛到

予選2ヒートでは当該カテゴリー2年目のドライバーたちが着実に順位を上げ、ラウンド1で優勝した加納康裕がトップ通過、2番手に大西智也、3番手にはラウンド1で悔しい結果に終わったユン・イサックが続いた。

決勝ではスタートで上位の順位変動があったものの、序盤からトップ加納、2番手ユン、3番手大西がトップ3を形成し後続集団を大きく引き離していった。

終盤にはトップに立ったユンの後方で大西と加納が競り合い、ヘアピンで加納がスピンしコースオフ。 ユンは終盤リードを築き、前日の悔しさを晴らす優勝を果たした。2位に大西、3位には終盤のバトルを制した細川瑛斗が入った。

大西智也
細川瑛斗
ミニMAX ラウンド 2 表彰式

EXGEL MAX CHAMP ジュニアMAX Round 2

44台出走のジュニアMAXラウンド2のQP。トップタイムは昨シーズンのもてぎ・瑞浪のジュニアMAXダブルチャンピオン、柴崎尊。2番手には昨シーズン鈴鹿のミニMAXを制したロイド海翔、3番手には前日のラウンド1ウィナーの今村昂星が続いた。

柴崎尊
ロイド海翔
今村昂星

柴崎は予選2ヒートも完璧にまとめ予選トップ通過。2位通過はロイドで、QPトップ2が決勝のフロントローに並んだ。

迎えたジュニアMAXラウンド2の決勝。序盤はポールスタートの柴崎がリードするも、逃げる展開には持ち込めず後続からのプレッシャーを受け続ける。

終盤にはトップグループに大きな順位変動が起こり4番手スタートの新橋武がトップに浮上、その後方には7番手スタートの藤原迪永がつける展開に。新橋はそのままリードを保ち念願の初優勝を遂げた。2位には藤原、3位には終盤の混乱をくぐり抜けた今村昂星が入った。

決勝スターティンググリッド
新橋武
藤原迪永
ジュニアMAX ラウンド 2 表彰式

EXGEL MAX CHAMP シニアMAX Round 2

シニアMAXラウンド2のQPには46台が出走。トップに立ったのはシニアMAX2年目の手塚大雅。2番手には昨シーズンの鈴鹿ジュニアMAXチャンピオン、坂野太絃が続いた。

手塚大雅
坂野太絃

手塚は予選2ヒートも万全に走り切り、決勝のポールポジションを獲得。セカンドにはラウンド1で2位に入った澤田龍征が並んだ。

澤田龍征

決勝のスタートは手塚が決めるも、すぐに背後の澤田が仕掛けトップに立った。しかし澤田のリードも長くは続かず、10番手スタートの酒井仁が驚異的なペースで追い上げ一気にトップに立った。

中盤にはトップの酒井に坂野が追いつきバトルを展開。しかしその後のイエローコーションのタイミングでトップ2に混乱が生じる。

レース終盤は酒井が抑え切りトップチェッカー。2位チェッカーは4番手スタートの古来琢磨、3位に手塚という着順となった。 しかしレース後のペナルティで酒井が降格となり、古来が繰り上げ優勝。2位手塚、3位坂野という順位が最終リザルトとなった。

古来琢磨
シニアMAX ラウンド 2 表彰式

昨シーズンの隆盛からさらに成長を遂げたEXGEL MAXチャンプ。ラウンド1とラウンド2で表彰台の顔ぶれがガラッと変わるところにも、当シリーズの熾烈さが表れることとなった。 圧倒的なエントリー台数とコンペティティブなレース展開で、今後さらに注目が高まるであろう。

練習走行で集団を引っ張る野村勇斗
ミニMAX ラウンド1決勝
ジュニアMAX ラウンド1決勝スタート
ジュニアMAX ラウンド1優勝の今村昂星
柴崎尊は優勝まで一歩届かず
シニアMAX ラウンド1決勝スタート
シニアMAXで存在感を見せた澤田龍征
シニアMAX ラウンド1で好走を見せた楠本心真
シニアMAX ラウンド2で3位入賞の坂野太絃
ジュニアMAX ラウンド2決勝スタート
ジュニアMAX初優勝の新橋武
慌ただしく進行していくタイムテーブル
舞台は鈴鹿サーキット南コース